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折り紙と算数3回目 どうやって折る?切る?
今日は小学2年生の男の子2人と小学1年生の女の子1人の授業でした。
前回は、折り方、切り方を指示して、どういう形が切り出したかを考えてもらいました。
今回は、逆に、この形を切り出すにはどうしたらいいか、を考えてもらいました。
事前に準備した形を見せて、それぞれ考えてもらいます。
最初の形は、私が用意した形が8のように、縦に折ってできると思わせる形だったため、A君、Cさんともに、縦に折って切ってくれました。
どことどこのかたちが一緒かな?線の角度はどうだろう?
B君にも、図を印刷した紙を渡して、どこで折ったら、ぴったり重なるかすかしながら考えてもらいました。
A君はすぐに気がつき、横に一回折ってきりだしてくれました。
B君、Cさんもしばらく悩んでいましたが、正解たどりつきました。
折って、ぴったり重なるかたちをきりだしているんだよ、と説明しました。
考えと経験を繰り返す
次の図形は2回折って切って開いたもの。
Cさんは1回折った紙に上手にかきうつしてくれたのですが、それでも、手書きのため、4つ同じ図形でできている、というかたちにはなりません。
前回はどうだった?こことここの曲がり具合が一緒だよね?と、説明しているうちにCさんは閃いたようでした。A君は1度、1回折っただけで作ろうとしましたが、すぐに共通する図形をみつけて、2回折って切る図形だとわかったようでした。
B君には、印刷してあった図形をどうおったら重なるか手と目と頭を使って考えてもらいましたが、少し飽きたようなので、折り方をみせて、図形を切り出してもらいました。
3回折って、切る、図形はみんな苦戦していましたが、A君はパターンがわかってきたのか(苦笑)最初から3回折って、挑戦していました。折り方、切り方を考えないと、思った通りの形にならない、と気がついたようでした。
最後は六分割に折る、半分折ってから三分割に折って、切る、と言う図形に挑戦しました。A君は自分でチャレンジしていましたが、残り2人には、やり方を説明しつつ、一緒に切りました。三分割に折る、というのは、調節しつつ折るので、なかなか難しいようでした。
線対称という言葉も紹介しつつ、授業は終わり。
最後はみんなでいろいろと切り絵を作りました。たくさん折ってから切って開くときれいにいなるけど、切りにくいね、とCさん。紙の厚さをかんがえてくれました。
みんなの作品はどれも素敵でした。