囚人のジレンマ

囚人のジレンマ

囚人のジレンマ高学年コース

11月30日の小学生高学年のクラスでは、「得点制のじゃんけん」を通して、「囚人のジレンマ」の問題について考えました。

開始早々に「得点制のじゃんけん」をしました。出すことができるのは、グーまたはパーとします。普通のじゃんけんとは異なり、①グーを出した場合、自分は+2点、相手は±0点、②パーを出した場合、自分は+5点、相手は-5点、という2つのルールにしたがって、合計得点の多さを競いました。

2人1組でプレーをしますが、大きい得点を狙う余り、お互いにパーを出し合い、得点が変動しない場面が多かった印象です。

得点制のじゃんけんをして遊んだ後、囚人のジレンマの問題について、条件を表にしながら考えました。

同様に、今回の得点制じゃんけんの得点も表にして、囚人のジレンマの問題と比較しました。塾生は、比較的早い段階から、今回のじゃんけんと囚人のジレンマの問題の共通点に気づいており、とてもスムーズに授業は進みました。

最後に、ゲーム理論の研究について、企業間の競争や国際情勢も説明できることを紹介しました。