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今、錯視をテーマに学んでいます。
ワタリウム美術館の企画展「視覚トリップ展」から、さらに考えを深めることができました。
「コロナ禍で、ただ2年の間に、誰かと実際に会うことは、特別なことになってしまった。何かとの出会いはモニターの画面越しにもたらされる。画面越しの出会いでは、視覚に依るところが増し、触覚や嗅覚などは無力のようだ。共有されつづける画面により、視覚は個人の感覚である以上に、他者と共有する感覚となった。自分と他者を意識するともなく、もはや自分の体験と他者の体験、自分の感情と他者の感情は混在し、その区別さえ難しい。
それでも花は美しく咲き、枯れ、その花の美しさを感じているのは、花をみつめているあなた自身である。」