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折り紙への苦手意識を克服
9月は折り紙を中心にした授業をしていきたいと思います。
2学期最初の授業は2年生の男の子二人でした。
はじめに、「折り紙で何か作るのはすき?」と聞くと
A君は「好き!」と答え、B君は「嫌い」だと答えました。
理由は、「何にも作れないから、好きじゃ無い」ということです。
算楽塾では、さまざまな「苦手」や「嫌い」を持った子どもでも楽しく学べる授業を行なっています。
折り紙で二等辺三角形を考える
まず、直角二等辺三角形を見せて、折り紙1枚で直角二等辺三角形を作ってもらいます。
これは、二人とも簡単簡単と一回、三角に折ってくれました。
次に、「2枚を使って同じ形を作って」と言うと、さっきよりも試行錯誤しながらもしっかりと作ることができました。
そして最後に、折り紙3枚で同じく直角二等辺三角形を作ってもらいます。
さて、大人でもすぐにはわからないかもしれません。イメージできるでしょうか?
実際に折り紙を折りながら目的を達成しようとすることで、想像力や思考力が発達します。
子供達が試行錯誤しながらも課題を解決していく姿からはそういう成長が窺えることが多いです。
この日は、直角二等辺三角形を作った3枚を使って、正方形、長方形、平行四辺形、台形をつくってもらいました。平行四辺形と、台形はちょっと難しかったようです。
授業のおまけ
折り紙の授業はここまでで終わりですが、参考に持ってきた木製のタングラムについても片付けをお願いしました。パズルよりも、試行錯誤が必要なため二人とも頭を悩ませていました。
そこで、折り紙でタングラムを作る方法を説明すると、A君が「わかった!」とタングラムを綺麗に片付け、続いて、B君もかなり苦戦していましたが、なんとかしまうことができました。
パズルは思考力を育むとても良い遊びになると思います。
今後は、タングラムを組み合わせていろんな形をくるのも授業なども計画していきます。